

古本屋開業講座の参加者の声です
一昨年の七夕の日に長期療養中だった母を亡くし、その直後の八月には長年勤めていた出版社が破産ということになり、人生最大の危機に陥りました。
不幸中の幸いで一年間は失業手当を受給できるということで、長い間「充電期間」とうそぶきながら読書三昧の日々を送っていましたが、やはり無職であり続けるというのは不安なものです。
そんなある日スーパー源氏の河野真さんの『ネット古本屋になろう!』を読み、「これは面白いかも」と思いました。無店舗で家賃はかからず少ない資金でも開業できるというのが魅力でしたし 3,000冊ほど自身の蔵書もあり興味を覚えました。
ただ身近な人間に話してみると、「この出版不況の中ネット書店なんかで食って行けるはずないだろう」と圧倒的に否定的な反応が返ってきて、「まあ、そうだろうなあ」と思いながらも昨年のゴールデンウィーク明けに、スーパー源氏の「ネット書店開業講座」を受けてきました。
長年の「売上げ至上主義」の前の会社にいささか疲れを覚えていたこともあり、河野代表の「欲のにおいのしない」講座には好感を抱きましたし「本好き」というのは長年の経験でわかりました。
「ネット古書店の仕事の九割は仕入れです」という現実も今までの経験が活かせる気がしたし 「一年間歯を食いしばって在庫をアップしていけばなんとか食べて行くことは可能な商売です」という河野代表の一言が、さんざん迷っていた当方の背中を後押してくれたと思います。
「完璧なスタートではなくても試行錯誤しながら対応していけばいいですよ」と言っていただいたことも、立ち上げてみてほんとにその通りだと実感しています。
昨年十月の末に開店してまだ3ヶ月とちょっとですが、この調子で頑張って一年経てばなんとか食べていけるかも?という気はしてきました。
要は「とにかく本が好き」であること、あとは「どうやってもこの商売で食って行くんだ」という覚悟の度合いでしょうか。
現状はまだ厳しいですが、楽しい仕事を教えていただいたことを感謝しています。



















